健康の泉
食品今昔物語 
佃煮の巻 @
   武田平八郎


Takeda

本能寺
信長の墓石に一輪菊の花
               蛙水
(横須賀市・小池様俳句)
佃煮の歴史 明日を拓く原点・ TUKUDANI DAY
6月29日佃煮の日。平成16年1月1日に全国調理食品工業協同組合で登録した。 旧暦6月29日(1646年・正保3年)は、東京・佃島の住吉神社が建立され御霊が祭られた日。、 現在は新暦によっての8月6日に大祭が行われている。3年に一度荘厳な神輿が出て賑わう。  佃煮の日は、この大祭と佃煮(TUKUDANI)との語呂合わせからきめたとのこと。 正保3年というと三代将軍徳川家光公の時代になる。佃煮業の組織が出来て、魅力的な食品 産業としての信頼を得て既に一世紀を過ぎる。佃煮業者の全国団体や各地の佃煮組合の 看板も「調理食品」と言う新しい名称を使うところが多くなり、佃煮を製造する人達の 作業分野がひろがっている。後継者難に悩む業種も多い中で、調理食品業界の企業の多くは 三代目、四代目が、明るく確りと継承している。  ますます新時代の感覚を吸収して、健全な食生活に貢献し、信頼される企業に磨きをか けていく事であろう。佃煮は地味な食品だが、丈夫な体をつくる基本素材のカルシューム や蛋白質、ヨードといろいろな栄養素が豊富だ。 それに健康管理に最適な素材を丸ごと食べる全体食が多いのも佃煮の特色で、伝統に磨きを かけた味付けも現代人になじめる。 それだけに今、各地で手軽なお惣菜として注目されている。もちろん匠の技を駆使した 特産の魅力を活かした佃煮も、身近に購入できる食品として人気がある。  佃煮業は食品行政の面から言うと、その分類は「惣菜業」として登録されている。 煮豆産業と同じ産業グループ内で活躍している佃煮、煮豆は、日本民族の身心を支えて来た 伝統文化食品とも言える
「佃煮物語は本能寺の変から始まる」
 佃煮は天正10年(1582年) 6月2日の出来事、明智光秀の織田信長への謀反から歴史の舞台 に登場する。筆者のこの創作は、佃煮と先人が活躍する産業史の幕開けとして講演や執筆で これまでも何度も紹介し、広く親しまれるようになっている。
大阪は佃煮の故