大豆タンパクに含まれている

イソフラボンの効果
イソフラボンとは植物の機能性成分で、大豆に特異的に含まれている成分。緑茶のカテキンなどと同じ仲間で、抗酸化性を持つ。
ガン予防効果
 ガンは日本人の死因のトップだが、欧米人に多い乳ガン、前立腺ガンなどのホルモン依存性のガンが少ないことから、日本人の食生活に世界の注目が集っている。日本の疫学調査により、豆腐製品の摂取量が多いと、大腸ガンや乳ガンの危険率が低下することが分かった。そして、この効果に寄与している大豆中の機能性成分はイソフラボンであろうといわれている。そのメカニズムは動物や細胞を使った検討からあきらかにされており、肺ガン、結腸ガン、直腸ガン、皮膚ガンといった様々なタイプのガンのリスクを軽減する可能性が示唆されている。
骨粗しょう症
 骨粗しょう症は、加齢や運動、食事内容などいろいろな要因が重なって、骨からカルシュームやタンパク質が溶け出すことで起こる。女性ホルモンの欠乏が関係しているため、女性に多い疾患である。さらに最近では偏った食生活や無理なダイエットによって、若い女性に「骨粗しょう症予備軍」が増加しているといわれている。女性は閉経を迎えると卵巣ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下することで骨量の減少が起こり、骨がもろくなる。イソフラボンはエストロゲン様の働きをしカルシュームやタンパク質
の溶出を軽減する効果が期待されている。
更年期障害
 これも女性ホルモンが関係している。体内で作られるホルモンはある年齢を過ぎると徐々に減少していくが、更年期障害は女性ホルモンの分泌が少なくなることによって起こる症状。大豆のイソフラボンはマイルドな女性ホルモン作用をもつので、症状を和らげ
心臓病
 大豆タンパクのコレステロール低下効果は、70%以上がイソフラボンの働きによるものと考えられている。本来、女性ホルモンエストロゲンは、LDL(悪玉)コレステロールを減少させ、HDL(善玉)コレステロールを増加させる働きをもつが、構造が似ているイソフラボンは、エストロゲンと同じような作用を示すことで、心臓病のリスクを軽減するといわれている。また、イソフラボンの抗酸化能力が、LDLコレステロールの酸化を抑制し、コレステロールが血管壁に蓄積するのを防いでくれることや、血小板の集合を抑制して、血液が血栓を形成するリスクを低くすることが動脈硬化の予防につながっていると考えられている。
資料はアメリカ大使館・グレート・アメリカン・フード・ニュース