中国の淡水養殖事情

水産総合研究センター 
中央水産研究元利用加工部長 
水産大学校食品科学科教授
福田 裕
 この研究は国際協力の一環として、中国の食糧問題の解決支援を目標に、国際農林水産業センターの総合ブロジエクトが、中国上海水産大学で「中国淡水漁業資源の有効利用技術開発」についての共同研究をした時のものです。
 中国の淡水養殖生産量は1998年に1322万トン(中国漁業統計年鑑)を記録しました。内陸の淡水養殖だけでも最近の日本の漁業生産量の2倍もあります。
しかし、この大ブレイクは中国の長い淡水養殖の歴史の中でも20世紀の後半のことです。
淡水養殖は農家の庭先が漁場
中国内水面域には200種以上の淡水魚が棲み、約50種が養殖対象種となっています。
(図2&写真の解説と環境保全機能につては次回)

西安市郊外の
広大な淡水養殖池

ダックと淡水魚の
混合養殖システム