オーガニツクに関する全米統一基準
輸入食品の原材料が多くなるにつれて、食品添加物、使用基準、風土や食習慣との違いによるその国の状況に応じた規制などの関心が高まり、食生活の課題が、これまで以上に注目されている。安全性の研究は国際的に論議され、食品の安全性にたいしては、各国共通の基準になる方向に進展している。次に取り上げた米国でのオーガニックの問題もその一つである。
 米国農務省は2000年12月にオーガニックの基準に関する最終案を発表した。施行は2002年夏となつている、
 最終案では、オーガニック産品の生産や加工、認証機関・団体の設定についても詳細に決められてている。多かった意見として遺伝子組換え、放射線照射、都市下水汚染の肥料としての使用の禁止などがある。そして「オーガニック」という言葉が、商品の表示ではどのように使えるかを詳細に決めている。
 「オーガニック」と表示する場合にはね96%以上を含んでいなければならない。また、「オーガニック小麦使用」のように、特定のオーガニック原材料を使っていることを示す場合には、その商品は70〜95%のオーガニック原材料を含んでいる必要があるとしてしている。
 オーガニック原材料が70%以下しか含まれない商品に関しては、商品に使われているオーガニツク原材料の割合を商品説明欄に表示し、オーガニック原材料を成分表示欄に明記する方法しかない。
 こうしたオーガニックと表示された商品のうち、100%と95%以上の原材料を含んでいるオーガニック商品には、米国農務省のシールと認証機関のシールを表示することができる。また、70%〜95%のオーガニツク原材料を含む商品については、認証機関のシールだけを表示することが認可されている。
 全米統一基準においては、輸入品もオーガニツク産品として扱われる。海外オーガニック認証機関は、米国農務省に認可を申請し、許可されると米国の認証機関と同等に扱われる。(資料・米国大使館)