無理のないダイエット
脂肪や糖分の吸収が抑えられる
 黒豆の煮汁でダイエットができるのは、一つには、便意を促すガラクトオリゴ糖、水溶性食物繊維であるペクチン、スクワレン、リグナンなどが含まれているからです。これらのなかには、便秘症でも説明しましたが、ガラクトオリゴ糖のように、腸内の善玉菌を増して腸内環境を整え、脂肪や糖分の吸収を抑え、ガンを予防するものや、脂肪の吸収を抑えるペクチン、ガラクトオリゴ糖、ソヤサポニンなどがあります。
 飽食の時代で、摂取カロリーがオーバーしがちな現代人にとって、脂肪や糖分の吸収が抑えられることは、肥満予防につながるだけでなく、動脈硬化の予防にもなります。
ストレス太りも黒豆の煮汁で避けられる
 イライラすると、つい食べ物に手が出てしまうという人はいませんか。ストレス食欲といって、不満やイライラは過食の原因となることが知られていますが、黒豆の煮汁成分であるカルシウムやマグネシウムなどのミネナルには、このイライラを鎮める働きがあります。
 これに、レシチンなどによる黒豆の持つ脳活性化作用が加わると、精神の安定がもたらされ、ストレスイーティング(ストレス食欲)を未然に防いでくれるのです。
 ですから、イライラして何か口にしたいというときは、黒豆の煮汁などを飲むことをおすすめします。
ノザキクリニック医院長・医学博士・野崎 豊先生のお話