黒豆の煮汁でインスリンの分泌がよくなる
黒豆の煮汁がなぜ糖尿病に効果があるかというと、トリプシンインビターという物質が十二指腸を刺激して、パンクレオザイミンというホルモンを分泌させます。
 このホルモンがすい臓の働きを活性させ、インスリン分泌細胞の増殖や肥大を起こさせると考えられています。つまり、黒豆の煮汁のトリプシンインヒビターという成分には、血糖値を下げるインスリンを分泌する細胞を増やし、インスリンの分泌をよくして、すい臓自体を強化してくれる働きがあるのです。そのため、糖尿病の予防や血糖値の改善に、黒豆の煮汁が効果をもたらしてくれるというわけです。
 飽食と運動不足から糖尿病の患者は増えつづけ、国民病のようになっています。糖尿病は、ブドウ糖の処理をするインスリンの出が悪くなったり、効きが悪くなるため、血糖値が高くなってしまう病気です。早朝空腹時血糖値は、正常で60-110(mg/dl)とされていますが、糖尿病になるとこの値が高くなるわけです。
 たとえば、T.Tさんは血糖値が224から黒豆の煮汁を飲み始めて二ヶ月で、129とほぼ正常値に近いところまで下がっています。
トリプシンインヒビター、ホルキモトリプシンインヒビターの成分、機能
十二指腸を刺激しパンクレオザイミンというホルモンを分泌し、このホルモンが膵臓の働きを活性化させ、インスリン分泌細胞の増殖や肥大を起こさせる。
リノール酸やリノレン酸の中にある
プロスタグラジン・・・・・・・・・・・・血糖を改善。
スーパオキドジスムターゼ・・・・・活性酸素を除去。
ノザキクリニック医院長・医学博士・野崎 豊先生のお話を要約したものです。