黒豆の煮汁は肝臓の機能を高めてくれる
 黒豆の成分のなかで、とくに肝臓の機能を高めてくれるものには、黒豆のタンパク、グリシニンに多く含まれているアルギニン(尿素という形で、体の毒を排出するのに役立つ)やコレステロールを下げ、脂肪肝などを防ぐイノシトールコリンなどがあります。
 これらに加えて、黒豆の不飽和脂肪酸は胆汁成分を変え、分泌しやすくしてくれます。さらに、黒豆特有のウイルス効果を持つリジンやレシチン、ソヤサポニンなどや、抗ガン効果を持つイソフラボン、リグナンなどが加わり、肝炎などの肝臓病に有効に働くと考えられます。なお、レシチンはふつうは水に溶けない物質として知られていますが、黒豆を漬けこんだ水をそのまま煮だし(黒豆の煮汁)、アクをとらないようにするとよいでしょう。





ものを見るとき、目のまえにチラチラと蚊のようなものが飛んで見える飛蚊症は、多くは目の老化現象によるものです。目のガラス体への栄養は、眼球を包んでいる網膜から補給されます。
ですから、網膜の状態がよくなれば、ガラス体への栄養も行き渡り、透き通るようになりますが、このために働いてくれる成分が黒豆には多く含まれています。
 血管を広げ、血行をよくするビタミンE、不飽和脂肪酸のリノール酸、リノレン酸がそうです。また血液の粘性を増して栄養の運搬を阻害する脂肪に対しては、抗脂肪作用を持つレシチン、植物エストロゲン、ガラクトオリゴ糖、ペクチン、グリシニン、ナイアシン、リグニンなどが黒豆には含まれているので、血液をサラサラにして、流れをよくしてくれます。
また、目の老化に対しては、老化の元凶とされる活性酸素を除去する抗酸化作用を持つ大豆サポニン、レシチン、ビタミンEや亜鉛、マンガンなどが多量に含まれていますから、そちらのほうからも効果をあげるてくれるのです。
ノザキクリニック医院長・医学博士・野崎 豊先生のお話・・・・・・