薬にも匹敵する黒豆煮汁の薬理効果
大豆には、色によって様々なものがありますが、普通、大豆といわているのは、黄大豆のことです。この黄大豆の薬理作用については、アメリカをはじめ国内でも注目され、医学的研究、薬学的研究がすすんでいます。
しかし黒豆については、栽培地が中国や日本ぐらいに限られるマイナーな作物のためか、これを研究対象とした論文は皆無に等しく、ほとんど手付かずの状態です。古来、中国では黒豆の薬効が知られていたようで漢方書では、普通の大豆よりも黒豆の記載のほうが圧倒的に多いのです。その科学的な解明は緒に就いたばかりで、今後研究がすすむことを期待しています。
血液の粘凋度の改善による効果と推定されています。
このことに関しては、野崎先生達が中心になって県立中央技術センターや農林水産省
総合研究所、大阪大学医学部病院特殊救急部と共同で解明を手がけています。
 黒豆の煮汁の威力は、効果が一時的ではないところにあります。黒い色素の成分であるクリサンテミンには、動脈硬化を予防する働きがあるからです。
 動脈硬化の原因のひとつは、悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されることにありますが、その点黒豆のクリサンテミンには強い抗酸化力があります。
 つまり、悪玉コレステロールが酸化されるのを防いでくれるのです。そのおかげで、動脈硬化が予防されるので、血圧もあがりにくくなると考えられるのです。
ノザキクリニック医院長・医学博士・野崎 豊先生のお話を要約してあります。